夏のお楽しみHollywood Bowl
2010.09.25 Saturday
もう1ヶ月以上も前の話になりますが、8月21日にHollywood Bowl(HB)の恒例イベントTchaikovsky Spectacular with Fireworksへ行ってきました。
真夏の夜のお楽しみということで、HBではひと夏かけて様々なライブイベントが催されています。
この日はロサンゼルス・フィルハーモニックのチャイコフスキー。
開演1時間前に到着したのですが、すでにたくさんの人が集まっていました。
HBの人気の秘密のひとつは、野外コンサートなので飲食が自由ということ。
演奏を楽しむ前に、会場の周りのテーブルで、持参した食べ物やワインでピクニック気分を満喫している人がいっぱいです。
19:30を過ぎていますが、外はまだまだ明るい。
そして、やっと遅い夕暮れがやってきて、コンサートが始まります。
この日の演目は、戴冠式祝典行進曲、ヴァイオリンコンチェルト、白鳥の湖など、誰もが知っている曲ばかり。
指揮者のオジサマは饒舌で、演目の間の曲紹介ではドカンドカンうけてました(オトナのジョークもあり)。
このコンサートは毎年とても人気があるというのですが、やっぱりそれは花火があるからかな?
「大序曲1812年」に合わせて、クライマックスで花火が上がります。
仕掛け花火がちょこっとある程度なんですが、それでもいい音楽を聴きながら、のんびりと過ごす夏の夜を盛り上げてくれます。
まだHBには行ったことがないという方は、ぜひ来年トライしてみて下さい。
普段はあまりクラシックを聴かない方でも、十分楽しめると思いますよ!
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真夏の夜のお楽しみということで、HBではひと夏かけて様々なライブイベントが催されています。
この日はロサンゼルス・フィルハーモニックのチャイコフスキー。
開演1時間前に到着したのですが、すでにたくさんの人が集まっていました。
HBの人気の秘密のひとつは、野外コンサートなので飲食が自由ということ。
演奏を楽しむ前に、会場の周りのテーブルで、持参した食べ物やワインでピクニック気分を満喫している人がいっぱいです。
19:30を過ぎていますが、外はまだまだ明るい。
そして、やっと遅い夕暮れがやってきて、コンサートが始まります。
この日の演目は、戴冠式祝典行進曲、ヴァイオリンコンチェルト、白鳥の湖など、誰もが知っている曲ばかり。
指揮者のオジサマは饒舌で、演目の間の曲紹介ではドカンドカンうけてました(オトナのジョークもあり)。
このコンサートは毎年とても人気があるというのですが、やっぱりそれは花火があるからかな?
「大序曲1812年」に合わせて、クライマックスで花火が上がります。
仕掛け花火がちょこっとある程度なんですが、それでもいい音楽を聴きながら、のんびりと過ごす夏の夜を盛り上げてくれます。
まだHBには行ったことがないという方は、ぜひ来年トライしてみて下さい。
普段はあまりクラシックを聴かない方でも、十分楽しめると思いますよ!
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必読!おすすめ本
2010.09.07 Tuesday
またまた面白い本を読んだので、黙っていられずご紹介!
今回は我が妹が日本から送ってくれた、惣領冬実さんのチェーザレ 破壊の創造者です。
著者の名前でお分かりの方も多いでしょうけれど、こちらはコミック。
でも、少女マンガではなく、青年マンガ誌に掲載中なんですね〜。
はるか昔10代の頃、私はこの人の細い線があんまり好きじゃなくて全く読まなかったのですが、当時から有名な少女マンガ家さんでした。
それがいつのまに、こんな緻密な絵を描くようになったのでしょうか?
で、肝心の内容ですが、ルネサンス期のイタリアにおいて、冷酷な軍人と評されたチェーザレ・ボルジアについて描いたもの。
チェーザレといえば、塩野七生さんのチェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷が有名ではないかと思います。
私は20代前半で塩野さんにはまり、「チェーザレ・ボルジア・・・」をはじめ、ロードス島攻防記、黄金のローマ、銀色のフィレンツェ、緋色のヴェネツィア、マキアヴェッリ語録などなど読み漁りました。
イタリア〜ンな気分にどっぷり浸かれるゴージャスな歴史絵巻。
特に「黄金」「銀色」「緋色」の三部作ははまりますよ。
さて、本題に戻り、惣領さんの「チェーザレ」が面白い理由はふたつ。
まず、絵の質が高いという点。
最近のマンガは、チャラチャラ〜と適当に描いたとしか思えない作品が多く見受けられますが、このコミックについては、人物はもちろんのこと、ルネサンス期の建物や風景、人々の衣服などを綿密にリサーチし、丁寧かつ緻密に描いているところが素晴らしい。
それによって、ストーリーに深みが加わるのですね。
もうひとつは新解釈という点。
この時代の人物についての評価は、資料とその解釈によってずいぶん違ってくるのでしょうけれど、惣領さんは今回、最も信憑性が高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(日本語未訳)をはじめ、膨大な資料を監修の原基晶氏とともに読み解いて、新しいチェーザレ像を描き出しました。
史実に基づいた壮大な物語にはまること間違いなしです。
絶対損はさせませんよ〜。
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今回は我が妹が日本から送ってくれた、惣領冬実さんのチェーザレ 破壊の創造者です。
著者の名前でお分かりの方も多いでしょうけれど、こちらはコミック。
でも、少女マンガではなく、青年マンガ誌に掲載中なんですね〜。
はるか昔10代の頃、私はこの人の細い線があんまり好きじゃなくて全く読まなかったのですが、当時から有名な少女マンガ家さんでした。
それがいつのまに、こんな緻密な絵を描くようになったのでしょうか?
で、肝心の内容ですが、ルネサンス期のイタリアにおいて、冷酷な軍人と評されたチェーザレ・ボルジアについて描いたもの。
チェーザレといえば、塩野七生さんのチェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷が有名ではないかと思います。
私は20代前半で塩野さんにはまり、「チェーザレ・ボルジア・・・」をはじめ、ロードス島攻防記、黄金のローマ、銀色のフィレンツェ、緋色のヴェネツィア、マキアヴェッリ語録などなど読み漁りました。
イタリア〜ンな気分にどっぷり浸かれるゴージャスな歴史絵巻。
特に「黄金」「銀色」「緋色」の三部作ははまりますよ。
さて、本題に戻り、惣領さんの「チェーザレ」が面白い理由はふたつ。
まず、絵の質が高いという点。
最近のマンガは、チャラチャラ〜と適当に描いたとしか思えない作品が多く見受けられますが、このコミックについては、人物はもちろんのこと、ルネサンス期の建物や風景、人々の衣服などを綿密にリサーチし、丁寧かつ緻密に描いているところが素晴らしい。
それによって、ストーリーに深みが加わるのですね。
もうひとつは新解釈という点。
この時代の人物についての評価は、資料とその解釈によってずいぶん違ってくるのでしょうけれど、惣領さんは今回、最も信憑性が高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(日本語未訳)をはじめ、膨大な資料を監修の原基晶氏とともに読み解いて、新しいチェーザレ像を描き出しました。
史実に基づいた壮大な物語にはまること間違いなしです。
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