生まれ故郷NYCを巡る旅5(2008年11月27日〜12月3日)
2009.01.22 Thursday
いや〜、なんだかジ〜ンときちゃいましたね。
テキサスの高校に留学した時、US Historyの授業で歴代の大統領のことを学んだのですが、あの中にオバマさんが加わるのかと思うと、本当に感慨深いものがあります。
アメリカに住んでいると、移民の国が抱える根深い問題を肌で感じることがあるのですが、オバマさんの登場で何かが変わるかもしれないという気になるあたりは、やはり彼は真のリーダーなのかもしれません。
老若男女、ハリウッドスターたちをも惹きつけるそのパワーとカリスマ性を生かし、ぜひともアメリカだけでなく、世界を良い状況に導いてもらいたいものです。
さてさて、年末年始で中断していたNYC訪問記録、やっとこさ再開です。
ボストン1泊2日の強行日程から戻り、また同じホテルに宿泊したのですが、チェックイン時に前回の部屋が狭すぎた、ということをやんわり告げたJさん。
フロントのおじさんが可哀そうに思ってくれたのか、もうちょっと広い部屋にアップグレードしてくれました。
そして翌日からまた市内観光。
この日はお天気も良く、歩いて観光するにはちょうどよい感じ。
最初に向かったのはRockefeller Center。
ここのツリーを見ないと、NYCに来た甲斐がないというもの。
しかし、ツリーの点灯式が我々がCAに帰る当日だったのは、ちょっと残念!
Rockefeller PlazaにはNBCのスタジオがあります。
毎日ここから人気モーニングショーTodayの放送が行われているので、早起きして来たかったんですが、朝7時はムリ!絶対ムリ!
この日はあちこち行く予定があるので、サッサと地下鉄でアッパーイーストに移動です。
実はここに、私の生家(というんかいな?)があるのです〜。
まずこちらは、私の両親が若かりし頃にNYCに来た直後に住んでいたアパート!
今もちゃーんと残ってます。
で、私が生まれるにあたり、ちょっと手狭になるということで、隣の通りにある同じオーナーのアパートに引っ越すことにしたそうな。
こちらが私が生まれた直後にやってきた、そのアパート。
15年くらい前にも来たのですが、こうやって自分の歴史を確認できるのってすごくステキなことだなあと思います。
いつまでも残っていてほしいなあ。
アパートから歩いて5分もしないところにイーストリバーがあります。
「裕次郎」っぽいポーズで川をみつめるJさん(笑)
またまた地下鉄で移動です。
今度はロウアーマンハッタンに移り、World Trade Center(WTC)の跡地へ。
9.11のテロ後しばらくはグラウンドゼロと呼ばれ、現場にも生々しさが残っていましたが、今では2011年完成予定のフリーダムタワーの建設現場として多くの人が出入りしています。
同時多発テロで約3000人もの犠牲者を出した悲惨な史実を伝えるべく、建設現場の目の前にビジターセンターが設置されており、遺族や関係者が語るウォーキングツアーが毎日実施されています。
この大都会にぽっかりと空いた空間が、ものすごく不自然でした。
NYCに行かれる際は、ぜひこの現場にも足を運んで見て下さい。
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年末年始@シカゴその2(2008年12月30日〜2009年1月10日)
2009.01.16 Friday
朝9時発の飛行機がオンタイムにゲートを離れたものの、(居眠りしていたので原因はよくわかりませんが)滑走路で1時間ほど待機。
結局10時過ぎにCAに向けて飛び立ち、LAX(OC行きのチケットが取れず)に到着したのが12時前だったかな。
時差があるから2時間さかのぼるわけですが、出発が1時間遅れたのもものともせず、定刻に到着したのはエライ!
も〜、アメリカ人もやればできるんじゃないの。
しかし到着してみれば、LAは気温25℃以上。
シカゴが氷点下だったから、もう日差しが暑いのなんのって。
しかも今週はもっと気温が上昇し、OCは最高気温32℃まで上がりました。
季節感などというものは全くなく、今私はTシャツを着ております。
一方のシカゴは昨日なんと-21℃という寒さ。
さすが極寒の地、凍える・・・。
そんな冬のシカゴでやることといったら、やっぱり室内モノしかありませんね。
外に出たって凍っちゃうだけですので、まだ行ったことがなかったMuseum of Science and Industryに行ってきました。
ここはその名の通り、科学と産業の博物館。
子供たちが勉強するのにとってもいい内容が揃っているのですが、ここの目玉はホンモノのUボートが展示されていること。
Uボートって映画にもなったので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、第一次、第二次世界大戦中に造られたドイツの潜水艦のことです。
この潜水艦は当時のドイツのテクノロジーを駆使して造られ、多くの商船を撃沈したために、非常に恐れられていたのですが、1944年にアメリカ軍にU-505が拿捕され、その秘密のベールを脱ぐことになったわけです。
これがそのU-505ですが、大きさが伝わらないのが残念!
これ、もともとは博物館の外に置いてあり(画像はこちら)、誰でも自由に出入りができたらしいのですが(Jさんママ談)、風雪に耐えきれなくなったため内部展示を決めたようです。
こんなモノを移動させるのは経済的にかなり大変だったようで、現在は艦内ツアー(ガイド付き)は別途6ドルを払います。
艦内は撮影禁止なのですが、とにかく狭いです。
以前横須賀の米軍基地に寄港した空母の見学をさせてもらったことがあり、その時でも内部は十分狭いと思いましたが、第二次世界大戦当時の潜水艦に閉じ込められたら、閉所恐怖症気味の私は気絶しちゃいます。
ガイドさんの説明によれば、当時このU-505には59人の乗組員がおり、彼らは酸素補給および充電のために海面に現れる時以外は、3カ月間閉じ込められっぱなしだったとか。
当然シャワーなどありませんし、トイレも59人が2つをシェアし、さらに海面に出る時以外は流してはいけないそうですよ。
そしてこの人たちが当時の乗組員で、潜水艦が沈みかけたところをアメリカ軍が助け出し、58人が助かって捕虜となったそうです。
この博物館には他に、石炭採掘の現場をガイドをしてくれるツアーなどがあって、なかなか面白いですよ。
ちょっとディズニーランドのアトラクションチックなところがあるんですが、1933年にそんなものを造って、いまだに使っているんだからすごいですね。
外に出ると日も暮れかけていましたが、コレ、凍ったミシガン湖でございます。
寒ぅ〜。
次回シカゴに行くのは夏かしら?
夏と冬の差がハッキリしているから、両方の季節に訪れると楽しい街です。
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年末年始@シカゴ(2008年12月30日〜2009年1月10日)
2009.01.09 Friday
昨年末の30日からずっと、シカゴのJさんの実家に滞在中です。
日本のお正月と違い、こちらの新年は特に大きなイベントはないのですが、やはり日本人なのでお正月はおせちとお雑煮をいただき、のんびり過ごしました。
シカゴは年に2回ほど遊びに来ていますが、来るたびにワクワクする不思議なところです。
その魅力のひとつはダウンタウンの美しさかな?(これまでのシカゴ訪問記録をまとめてご覧いただくにはこちらからどうぞ!)
LAのダウンタウンなんて行ってもな〜んにもないのですが、シカゴはミシガン湖沿いに建つ素晴らしいビルを見るだけでも価値があります。
それにメインストリートのミシガンアベニューにはたくさんのお店が並んでいるので、南CAと違って街を歩きながらウィンドウショッピングできるのもいいですね。
人も多く、寒い冬でも結構にぎわっています。
年始の1月4日には、今年もSalute to Vienna(注:リンク先は音声が出ます)を聴きに行きましたが、ソプラノは中嶋彰子さんが出演され、日本人にとっては嬉しいお正月公演でした。
全然関係ありませんが、Orchestra Hallの目の前にあるシカゴ美術館のライオンくん、首からリースを下げてホリデーバージョンになっていてキュートでした(笑)
ホリデーといえば、Jさんの実家周辺の家々もクリスマスデコレーションがキレイで、雪国は違うなあと実感。
ヤシの木じゃあ、全然ムードないもんね。
夜散歩をしながらバシャバシャ撮影したのですが、私の安いデジカメではブレブレ画像ばかりで、まともにデコレーションが写っていなかったのが残念!
ちょっとでも雰囲気が伝わればいいんですが・・・。
このお宅なんてキュートサイズな家に見えますが、実際近くに行くと奥行きもあって大きいんです。
やっぱりカリフォルニアの安普請な家とは違うわ〜。
寒い地方は家の造りがしっかりしてます。
今日はだいぶ気温が下がって、夕方には華氏20度(-6℃くらい)という寒さ。
外に出ると冷凍庫の中みたいでしたよ。
それでもこんなの序の口で、これからまだまだ寒くなるシカゴです。
あさってには暖かいOCに戻りまーす。
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