選挙に行こう!大統領選&住民投票
2008.10.28 Tuesday
来週11/4はいよいよ米大統領本選挙です!
私は二重国籍でアメリカ国籍を保持しているので、もちろん選挙権もあるんですが、実際にこの権利を行使するのはこれが初めて。
アメリカでは大統領選は4年ごとのお祭りのようなものですから、これに参加しない手はない!と楽しみにしているのですが、選挙権を持つ人なら誰でも当日投票できるわけではないと知って少々驚きました。
日本では20歳を過ぎると、選挙の度に国や地方自治体から通知が来ますよね。
なので、自動的に投票権が与えられるといった感じですが、アメリカでは本人が「投票します!」と事前登録をしないとダメなんです。
私の場合は、今年自動車免許の申請した際、その申請用紙の「選挙で投票する」という欄にチェックを入れておいたため、その時点で登録完了。
一度そうやって登録しておけば、住所が変わらない限り、選挙や住民投票が行われる度に案内が送られてきますが、Jさんのようによく引っ越しをする人は要注意です。
ちゃんと住所変更の登録もしておかないと、その案内が届かないからです。
日本の場合は住民票があるのでわかりやすいのですが、アメリカでは免許証がすべてなので、その情報がアップデートされない限り、誰がどこに住んでいるのか全くわからないんですね。
さて、そうやって事前に登録しておくと、いずれこんな感じの冊子が届きます。
今回CA州では、大統領選と同時にPropositon1から12の条例案に対する住民投票も行われるため、それぞれの内容がGeneral Electionと書かれたほうにズラズラと記載されています。
これ、読むだけでも大変なんですが、私の英語力が乏しいというのはさておき、アメリカ合衆国の社会の仕組みや思想、その条例案の政治的、経済的な背景がわかっていないと、それに賛成か反対かを決めるのは難しいと思うんです。
そういう意味では、アメリカ市民(今回の場合はCA在住の市民)のどれくらいが、これらを理解しているのかちょっと疑問ですね。
ただ、今回は熱い論争となっているProp 8というやつがありまして、こればかりは皆とっても関心があるようです。
というのも、このPropositonでは、同性間結婚を禁止するかどうかが問われているから。
もともとCAで2000年に通されたPropositon 22で、法的な結婚は異性間のみと定められたのですが、2008年3月に最高裁で「これは平等の保護に反する」という判決が出され、CAのゲイの人々が一斉に結婚し始めましたね。
今回のProp 8ではこの最高裁の判決を覆すべく、再度「結婚は異性間のみ」という条例を作ろうとしているわけです。
選挙が近いこともあって、最近はどこの街角にも"Yes on Prop8!"(同性間結婚禁止にYes)とか"No on Prop8!"(同性間結婚禁止にNo)と書かれた看板が出ていたり、プラカードを持ってデモをしていたり、車のバンパーにステッカーを張っていたりと、人々の一番の関心事項になっているよう。
それもこれも、結局はその人の宗教観からくるものだと思いますが(カソリックでは同性愛は認められていない)、私自身は同性間結婚はOKという立場ですのでNoに投票します。
というのも、この世の中、特に欧州では異性間結婚ですら成り立っていないのが現状ですし、宗教的な教えや考え方は個々人のもので、州政府が関知すべきでないと思うからです。
今大々的に"Yes on Prop8!"のTVCMを出している団体にはモルモン教がお金を出しているらしく、先日Bill Maherが他州のことに口を出すな!と怒っていました(モルモン教はユタ州が本拠地)。
確かにこのCM、TVをつければ必ずやっているという具合で、やっぱり宗教団体ってのはお金を持っているのねと実感。
ちなみに、ハリウッドを抱えるLAはリベラルですが、OCはかなりコンサバなので、この近所ではYesのステッカーを張っている車をよく見かけます。
傾向としては、若い層ほどNoを支持している人が多く、中高年以降はYesという印象ですが、それは当り前といえば当たり前か。
今回の条例案には他にも、高速鉄道開発、新エネルギー開発などにお金を出すか出さないかなど、あれこれあるのですが、どちらもYes派とNo派でTVCMを出していて、どっちの言い分が正しいのかを判断するのが難しい・・・。
投票日までに勉強します。
さて、話がそれましたが、Sample Ballotと書かれたほうには、文字通り投票用紙のサンプルが印刷されているんですが、これがちょっと見づらいんですよね〜。
毎回、多くの無効票が出ちゃうのもわかる気がします。
しかも、大統領からはじまり、地区の教育委員会のボードメンバーみたいな人まで選ばなくちゃいけなくて、ちょっと幅広すぎ(笑)
おまけに、州ごとに投票システムが違うってのも間違いの元ではないかと。
アメリカって連邦国家だし、州の独立性を保つために何事も自由を尊重するのはわかるんですが、自由すぎて混乱するってのもどうなのかしらね?
何においてもアメリカって自由すぎ、と思う今日この頃です。
今回はこれだけ注目されている大統領選なので、今まで投票に行ったことがないという人も登録しているらしく、当日の選挙所は長蛇の列になること必至です。
事前投票もできるのですが、せっかくだから私は当日に行く予定。
各大手メディアではほぼオバマ氏勝利の予想が確定していますが、当日まで何が起こるかわかりませんからね(リベラル寄りな私はもちろんオバマ氏に投票しますが)。
ぜひ来週の選挙結果をお楽しみに!
【一日一善!毎日クリックしてね〜】
私は二重国籍でアメリカ国籍を保持しているので、もちろん選挙権もあるんですが、実際にこの権利を行使するのはこれが初めて。
アメリカでは大統領選は4年ごとのお祭りのようなものですから、これに参加しない手はない!と楽しみにしているのですが、選挙権を持つ人なら誰でも当日投票できるわけではないと知って少々驚きました。
日本では20歳を過ぎると、選挙の度に国や地方自治体から通知が来ますよね。
なので、自動的に投票権が与えられるといった感じですが、アメリカでは本人が「投票します!」と事前登録をしないとダメなんです。
私の場合は、今年自動車免許の申請した際、その申請用紙の「選挙で投票する」という欄にチェックを入れておいたため、その時点で登録完了。
一度そうやって登録しておけば、住所が変わらない限り、選挙や住民投票が行われる度に案内が送られてきますが、Jさんのようによく引っ越しをする人は要注意です。
ちゃんと住所変更の登録もしておかないと、その案内が届かないからです。
日本の場合は住民票があるのでわかりやすいのですが、アメリカでは免許証がすべてなので、その情報がアップデートされない限り、誰がどこに住んでいるのか全くわからないんですね。
さて、そうやって事前に登録しておくと、いずれこんな感じの冊子が届きます。
今回CA州では、大統領選と同時にPropositon1から12の条例案に対する住民投票も行われるため、それぞれの内容がGeneral Electionと書かれたほうにズラズラと記載されています。
これ、読むだけでも大変なんですが、私の英語力が乏しいというのはさておき、アメリカ合衆国の社会の仕組みや思想、その条例案の政治的、経済的な背景がわかっていないと、それに賛成か反対かを決めるのは難しいと思うんです。
そういう意味では、アメリカ市民(今回の場合はCA在住の市民)のどれくらいが、これらを理解しているのかちょっと疑問ですね。
ただ、今回は熱い論争となっているProp 8というやつがありまして、こればかりは皆とっても関心があるようです。
というのも、このPropositonでは、同性間結婚を禁止するかどうかが問われているから。
もともとCAで2000年に通されたPropositon 22で、法的な結婚は異性間のみと定められたのですが、2008年3月に最高裁で「これは平等の保護に反する」という判決が出され、CAのゲイの人々が一斉に結婚し始めましたね。
今回のProp 8ではこの最高裁の判決を覆すべく、再度「結婚は異性間のみ」という条例を作ろうとしているわけです。
選挙が近いこともあって、最近はどこの街角にも"Yes on Prop8!"(同性間結婚禁止にYes)とか"No on Prop8!"(同性間結婚禁止にNo)と書かれた看板が出ていたり、プラカードを持ってデモをしていたり、車のバンパーにステッカーを張っていたりと、人々の一番の関心事項になっているよう。
それもこれも、結局はその人の宗教観からくるものだと思いますが(カソリックでは同性愛は認められていない)、私自身は同性間結婚はOKという立場ですのでNoに投票します。
というのも、この世の中、特に欧州では異性間結婚ですら成り立っていないのが現状ですし、宗教的な教えや考え方は個々人のもので、州政府が関知すべきでないと思うからです。
今大々的に"Yes on Prop8!"のTVCMを出している団体にはモルモン教がお金を出しているらしく、先日Bill Maherが他州のことに口を出すな!と怒っていました(モルモン教はユタ州が本拠地)。
確かにこのCM、TVをつければ必ずやっているという具合で、やっぱり宗教団体ってのはお金を持っているのねと実感。
ちなみに、ハリウッドを抱えるLAはリベラルですが、OCはかなりコンサバなので、この近所ではYesのステッカーを張っている車をよく見かけます。
傾向としては、若い層ほどNoを支持している人が多く、中高年以降はYesという印象ですが、それは当り前といえば当たり前か。
今回の条例案には他にも、高速鉄道開発、新エネルギー開発などにお金を出すか出さないかなど、あれこれあるのですが、どちらもYes派とNo派でTVCMを出していて、どっちの言い分が正しいのかを判断するのが難しい・・・。
投票日までに勉強します。
さて、話がそれましたが、Sample Ballotと書かれたほうには、文字通り投票用紙のサンプルが印刷されているんですが、これがちょっと見づらいんですよね〜。
毎回、多くの無効票が出ちゃうのもわかる気がします。
しかも、大統領からはじまり、地区の教育委員会のボードメンバーみたいな人まで選ばなくちゃいけなくて、ちょっと幅広すぎ(笑)
おまけに、州ごとに投票システムが違うってのも間違いの元ではないかと。
アメリカって連邦国家だし、州の独立性を保つために何事も自由を尊重するのはわかるんですが、自由すぎて混乱するってのもどうなのかしらね?
何においてもアメリカって自由すぎ、と思う今日この頃です。
今回はこれだけ注目されている大統領選なので、今まで投票に行ったことがないという人も登録しているらしく、当日の選挙所は長蛇の列になること必至です。
事前投票もできるのですが、せっかくだから私は当日に行く予定。
各大手メディアではほぼオバマ氏勝利の予想が確定していますが、当日まで何が起こるかわかりませんからね(リベラル寄りな私はもちろんオバマ氏に投票しますが)。
ぜひ来週の選挙結果をお楽しみに!
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アボットキニー散策
2008.10.21 Tuesday
またまた更新が遅れてしまいましたが、こちらもすっかり秋の気配です。
どうやらまた今週気温が30℃くらいまで上がるらしいんですが、それでも日がずいぶん短くなってきたし、ハロウィーンも近いということで、いよいよ年末という感じが出てきました。
さて、ここのところ慌ただしく生活していたのですが、そんな中でも遊びに行くことは忘れていません!
先日は平日休みの友人とMelrose(メルローズ)でお買い物をし、その後VeniceのAbbot Kinney(アボットキニー)に移動してランチ&散策をしてきました。
アボットキニーは、LAのセレブたちとはちょっと違う、アート&ミュージック系の人たちが集まるストリートとして有名です。
個人経営の個性的なお店がたくさん集まっているので、ヒッピーなミニ自由が丘ってとこ?(笑)
遅めのランチはもっとも名の知られているレストランのひとつ、Lilly'sにて。
どうやらまた今週気温が30℃くらいまで上がるらしいんですが、それでも日がずいぶん短くなってきたし、ハロウィーンも近いということで、いよいよ年末という感じが出てきました。
さて、ここのところ慌ただしく生活していたのですが、そんな中でも遊びに行くことは忘れていません!
先日は平日休みの友人とMelrose(メルローズ)でお買い物をし、その後VeniceのAbbot Kinney(アボットキニー)に移動してランチ&散策をしてきました。
アボットキニーは、LAのセレブたちとはちょっと違う、アート&ミュージック系の人たちが集まるストリートとして有名です。
個人経営の個性的なお店がたくさん集まっているので、ヒッピーなミニ自由が丘ってとこ?(笑)
遅めのランチはもっとも名の知られているレストランのひとつ、Lilly'sにて。
店内はこんな感じでキレイ。
テラス席もあるので、やっぱり南カリフォルニアでは外でランチが王道ですね。
ランチは12ドルと、こういうお店にしてはお得な感じ。
私はスープとチキンサンドウィッチを選択。
正直、味はフツーなんですが、味付けが濃すぎず、お値段もリーズナブルだし、サービスも割とよかったからのんびりランチできました。
このストリート、古くからある建物を改装しているお店が多く、街中レトロな雰囲気が漂います。
こんな開放的なギャラリーもあったりして、テラスでお昼寝でもしたい感じ。
個性的なセレクトショップがあちこちにあるので、自分のテイストにあったお店を探すのが楽しいところです。
こちらはデザイン性の高い和のモノ(食器やキッチン雑貨など)を置くお店。
日本人オーナーもがんばっているんですね。
本当はもっとじっくりお店をのぞきたかったのですが、あっという間に時が経ち、渋滞の時間に突入です。
15:30に慌ててアボットキニーを出たものの、その後しっかり渋滞にはまり、OCの自宅に戻ったのは2時間後。
渋滞なしなら1時間程度なのに〜。
次回はショッピングに夢中にならないよう、携帯のアラームでもセットしておかねば(笑)
【一日一善!毎日クリックしてね〜】
美味しい小龍包を探して
2008.10.06 Monday
食に対する探究心だけは旺盛な我が家。
休日は美味しいモノを求めて、片道2時間近くかかる場所でも平気で出掛けます。
と書くと、なんだか美食家のようですが、気に入ったレストランが周辺にないから仕方なく、というのが本当のところです。
こちらでは、リピートするくらい気に入ったレストランに出会える機会はなかなかありません。
食に関しては保守的な私は、事前に口コミサイトを調べて「すごく美味しい!」と書いてあるところに行くのですが、結果的にはう〜ん、フツウ…ということが結構あるんです。
味覚は十人十色、まずくはないんだけれど、可もなく不可もなく、というお店が多いですね(私のブログ記事にあるお店でも、同じことを思っていらっしゃる方がいるでしょうけれど…)。
それに日本にいたらスキー場の食堂レベルだという食事でも、「アメリカにしてはまあ悪くないんじゃない?」なんて思ってしまうあたり、そろそろ私の舌のレベルも落ちてきたような・・・。
とはいえ、中西部に比べたら南カリフォルニアはまだ恵まれていて、各国の料理(特にアジア)が手軽に食べられるという点は有難い。
こちらで最も気軽に食せる料理のひとつが中華ではなかろうかと思いますが、我が家も中華は結構な頻度で食べに行きます。
LAのチャイナタウンにもお気に入りのお店があるのですが、たまには新しいお店を開拓せねばと、先週我が家からは1時間程度のMontebelloにある、Kuan's Restaurant(Webサイトなし)に行って参りました。
このお店、ウリはなんといってもこの小龍包!
なんたってお店の中華名が悦来小龍包大王ですから(笑)
画像だけでも美味しそうでしょ?
実はこのお店、8個入りの小龍包を一皿注文するとと、なぜかもう一皿タダでついてくるんです。
だから小龍包をオーダーすると、自動的に2段のセイロが運ばれてきます。
2人で16個ってすごい量!(笑)
おまけにひとつのサイズが大きくて、皮が厚めでモチモチしていて、とってもジューシーなので、3個くらいでもう満足感が。
お味は素直な家庭の味といったところ。
というのも、こちらは家族経営の小さなお店で、サーブしてくれる人も女性一人しかいません。
でも、チャイニーズレストランとは思えないくらいニコニコしていてフレンドリー。
ちなみにこれがお店の外観。
知らなかったら絶対入らないよね(笑)
お客さんはほとんどが地元の中華系ではないかと思います。
当然のように白人率0でした。
今回は他にこんなお料理をオーダーをしたのですが、一皿がとってもお安いのに量がめちゃくちゃ多いのには驚き!
手前は上海風炒麵(うどんのような太麵)、奥が牛肉とビーンズの炒め物。
絶対外せない炒飯。
Jさんはご飯ものがないとダメなんです(笑)
そしてこれは揚げパン。
甘くないドーナツといった感じで、フワっとした食感がなかなか美味しかった!
量が多いため、当然2人では食べ切れず、半分以上が残ってお持ち帰りに。
それにしてもこれで30ドルちょっとって、すごくお得ではありませんか?
ここはまた行きたい感じ。
実はここを探す以前は、我々は小龍包を食べるとなると、わざわざ渋滞込みで1時間半程度かけて、Din Tai Fung(ディンタイフォン)に行っていたんです。
日本ではずいぶん前に高島屋のディンタイフォンが話題になっていた時に行ったことがあるのですが、その時は並ぶほど美味しいとは思いませんでした。
CAに来てからは他に知るところもないし、とたまに食べに行くことがあったのですが、いつ行っても並ぶし、時間をかけて行くほどでもないような。
ちなみにこちらがディンタイフォンの小龍包。
サイズは比較しづらいですが、上のクアンズの小龍包より小ぶりで、スープはあまり入っていません。
スープがいっぱいのタイプが好きなJさんにとっては物足りないそう(Jさんの一押しジューシー小龍包はNYCにあります)。
ただ、炒麵はクアンズよりこちらのほうが美味しいかな?
炒飯は割とあっさり味。
私は薄味家庭で育ったのでこれで十分なんですが、濃厚な味が好きなJさんは、クアンズのほうが美味しいと言っています。
ディンタイフォンがあるArcadia付近には、他にもいくつか小龍包のお店があります。
2週間前に美味しいとのウワサのお店にチャレンジしたのですが、なんと渋滞でランチタイムに間に合わず、結局またディンタイフォンになったという苦い思い出が・・・。
次回はそのお店に再チャレンジするつもりですので、結果はまたご報告しまーす。
美味しい小龍包のお店をご存知の方は、ぜひ情報をお寄せ下さいませ〜。
【一日一善!毎日クリックしてね〜】
休日は美味しいモノを求めて、片道2時間近くかかる場所でも平気で出掛けます。
と書くと、なんだか美食家のようですが、気に入ったレストランが周辺にないから仕方なく、というのが本当のところです。
こちらでは、リピートするくらい気に入ったレストランに出会える機会はなかなかありません。
食に関しては保守的な私は、事前に口コミサイトを調べて「すごく美味しい!」と書いてあるところに行くのですが、結果的にはう〜ん、フツウ…ということが結構あるんです。
味覚は十人十色、まずくはないんだけれど、可もなく不可もなく、というお店が多いですね(私のブログ記事にあるお店でも、同じことを思っていらっしゃる方がいるでしょうけれど…)。
それに日本にいたらスキー場の食堂レベルだという食事でも、「アメリカにしてはまあ悪くないんじゃない?」なんて思ってしまうあたり、そろそろ私の舌のレベルも落ちてきたような・・・。
とはいえ、中西部に比べたら南カリフォルニアはまだ恵まれていて、各国の料理(特にアジア)が手軽に食べられるという点は有難い。
こちらで最も気軽に食せる料理のひとつが中華ではなかろうかと思いますが、我が家も中華は結構な頻度で食べに行きます。
LAのチャイナタウンにもお気に入りのお店があるのですが、たまには新しいお店を開拓せねばと、先週我が家からは1時間程度のMontebelloにある、Kuan's Restaurant(Webサイトなし)に行って参りました。
このお店、ウリはなんといってもこの小龍包!
なんたってお店の中華名が悦来小龍包大王ですから(笑)
画像だけでも美味しそうでしょ?
実はこのお店、8個入りの小龍包を一皿注文するとと、なぜかもう一皿タダでついてくるんです。
だから小龍包をオーダーすると、自動的に2段のセイロが運ばれてきます。
2人で16個ってすごい量!(笑)
おまけにひとつのサイズが大きくて、皮が厚めでモチモチしていて、とってもジューシーなので、3個くらいでもう満足感が。
お味は素直な家庭の味といったところ。
というのも、こちらは家族経営の小さなお店で、サーブしてくれる人も女性一人しかいません。
でも、チャイニーズレストランとは思えないくらいニコニコしていてフレンドリー。
ちなみにこれがお店の外観。
知らなかったら絶対入らないよね(笑)
お客さんはほとんどが地元の中華系ではないかと思います。
当然のように白人率0でした。
今回は他にこんなお料理をオーダーをしたのですが、一皿がとってもお安いのに量がめちゃくちゃ多いのには驚き!
手前は上海風炒麵(うどんのような太麵)、奥が牛肉とビーンズの炒め物。
絶対外せない炒飯。
Jさんはご飯ものがないとダメなんです(笑)
そしてこれは揚げパン。
甘くないドーナツといった感じで、フワっとした食感がなかなか美味しかった!
量が多いため、当然2人では食べ切れず、半分以上が残ってお持ち帰りに。
それにしてもこれで30ドルちょっとって、すごくお得ではありませんか?
ここはまた行きたい感じ。
実はここを探す以前は、我々は小龍包を食べるとなると、わざわざ渋滞込みで1時間半程度かけて、Din Tai Fung(ディンタイフォン)に行っていたんです。
日本ではずいぶん前に高島屋のディンタイフォンが話題になっていた時に行ったことがあるのですが、その時は並ぶほど美味しいとは思いませんでした。
CAに来てからは他に知るところもないし、とたまに食べに行くことがあったのですが、いつ行っても並ぶし、時間をかけて行くほどでもないような。
ちなみにこちらがディンタイフォンの小龍包。
サイズは比較しづらいですが、上のクアンズの小龍包より小ぶりで、スープはあまり入っていません。
スープがいっぱいのタイプが好きなJさんにとっては物足りないそう(Jさんの一押しジューシー小龍包はNYCにあります)。
ただ、炒麵はクアンズよりこちらのほうが美味しいかな?
炒飯は割とあっさり味。
私は薄味家庭で育ったのでこれで十分なんですが、濃厚な味が好きなJさんは、クアンズのほうが美味しいと言っています。
ディンタイフォンがあるArcadia付近には、他にもいくつか小龍包のお店があります。
2週間前に美味しいとのウワサのお店にチャレンジしたのですが、なんと渋滞でランチタイムに間に合わず、結局またディンタイフォンになったという苦い思い出が・・・。
次回はそのお店に再チャレンジするつもりですので、結果はまたご報告しまーす。
美味しい小龍包のお店をご存知の方は、ぜひ情報をお寄せ下さいませ〜。
【一日一善!毎日クリックしてね〜】