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    盛り上がる民主党大会にみるアメリカ

    2008.08.28 Thursday

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      おもしろい!オリンピックよりもおもしろい!
      日本でも報道されていると思いますが、こちらは今週民主党大会で大盛り上がり。
      政治好きのJさんはもちろん、アメリカの政治の仕組みはよくわからん!という私でも、毎晩TVに張り付いて観ています。

      今回の民主党大会はコロラド州デンバーで行われており、民主党の正式な大統領候補を指名することが目的ですが、毎日以下のような目玉スピーチがあるため、TV各局がスターキャスターを送り込んで、現地から生中継で放送しています。
      1日目:エドワード・ケネディ(ケネディ元大統領の弟)、ミシェル・オバマ
      2日目:ヒラリー・クリントン
      3日目:ビル・クリントン、ジョー・バイデン(副大統領候補)
      4日目:バラク・オバマ、アル・ゴア

      党大会だから、当然民主党員やその関係者たちが参加しているわけで、それだけで盛り上がることは間違いないのですが、今回は稀にみる僅差で大統領候補選を戦ったオバマ陣営と、ヒラリー陣営の仲は修復できるのか?ということも大きな話題になっています。

      初日月曜日は、オバマ夫人であるミシェル・オバマがメインのスピーチをしたのですが、いやあ、感動のあまり鳥肌が立ちました。
      彼女が頭脳明晰な才女であることは有名ですが、ある種のカリスマ性もあって、でもソフトで堅実な、暖かい人柄が伝わってくるスピーチには感動しました!
      会場には涙ぐむ人もいましたが、私もその場で聴いていたら、興奮して泣いちゃうかも(笑)
      でも、それくらい彼女のスピーチは分かりやすく(英語の不自由な私ですら理解できる)、一言一言に真実味があり、彼女がいかにバラク・オバマという人を愛しているのかが伝わってきました。

      ミシェル・オバマ

      しかし、大統領候補の家族というのは大変で、まず前段でこのミシェルを紹介するということで、彼女のお兄さん(大学のアメフトのコーチ)が駆り出され、幼い頃からの彼女にまつわるエピソードなどを披露しました。
      これもね、一般人が話しているとは思えないくらい、堂々としたスピーチでしたよ。
      単にスピーチライターが書いた原稿を読んでいる、というのではなく、しっかり自分の言葉として取り込んで話しているというのか、あれは日ごろからの訓練でしょうね。

      アメリカでは小さい頃から、スピーチだ、ディベートだと、人前で自分の意見を言うことにさらされているから、一般人でも度胸はあるし、スピーチがうまい人が多いこと。
      私も1年間留学したテキサスの高校で、なにかと発表をやらされましたが、アンタ、私に英語で発表させるなよ!というくらいシビアだったのですよ(今じゃ絶対できない…)。

      スピーチという形でなくとも、アメリカの学校では授業中に、「あなたはどう思う?」と聞かれることが多いので、常に何事に対しても意見を持っていないとダメなんですね。
      それにこれはいつも思うことですが、アメリカで生活していると、コーヒーにミルクを入れるか、入れないか、というような、ものすごくどうでもいい選択をいつも迫られている気がします。

      例えば、ファーストフードのようなところですら、肉の種類、大きさ、焼き方、具の野菜は何にするか、サイドには何をつけるか(ビーンズだったら豆の種類は何にか)、サラダのドレッシングは何か、などなど、数えきれないくらいの関門があったりして、慣れないお店に入ると、何をどう選んだらいいのか、さっぱりわからず右往左往してしまいます。

      私はもともと即決即答の人なので、自分が何を欲しているかということはすぐに言えるのですが、さすがに「そんなのどっちでもいいだろ〜」ということまで聞かれると疲れます…。
      物事には勝手に決めてくれたほうがラクというものもあるので、あまり自由度が高いのも困りものですね。

      さて、横道にそれましたが、昨日のヒラリー・クリントンのスピーチも注目されていましたが、いやいや、やはりこの人はタフですな(笑)
      イメージでいうと、田中真紀子さんみたいな感じ(私、真紀子さんは好きなんですよ)。
      彼女のスピーチの間、会場にいるビル・クリントンの顔が時々映し出されたんですが、彼女が鼻息荒く共和党を攻撃しているのに、ダンナのほうは妻のスピーチに感激したのか目がウルウルしてるし!
      これでヒラリー陣営の人たちが、即オバマ支持に回るかどうかは不明ですが、まあ彼女は党の結束を呼びかけたわけだし、その役割を果たしたんではないでしょうか?

      ヒラリー・クリントン

      とにかくこの民主党大会はお祭りそのもの。
      日本のジミ〜なスーツのオッサンたちが集まって、ハチマキ姿でエイエイオー!とかやっている党大会と違って、老若男女が楽しんでいるというのが伝わってきます。
      何でもエンターテイメントにしちゃうあたりは、アメリカ人ってとことん楽しいことが好きなのね、と尊敬してしまいます。

      ご興味がある方は、CNNのサイトやYoutubeなどで、党大会の様子がチェックできますので、ぜひどうぞ。
      こちらはミシェル・オバマのスピーチです。
      長いですが、英語の勉強だと思って聴いてみてください!



      今夜はビル・クリントンと、副大統領候補のジョー・バイデンのスピーチがあり、これまた盛り上がること必至です。
      う〜、今からわくわくする〜!

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      大雪で大混乱の巻

      2007.03.17 Saturday

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        Jさんが帰ってきません・・・。
        というと、なんだか穏やかではありませんが、天候のせいで飛行機がキャンセルになってしまったからです。

        AP Photo/Frank Franklin II

        今週はNYCに出張に行き、昨日金曜日に帰ってくる予定だったのですが、東海岸一帯が朝から大雪のため、JFKからの飛行機がキャンセルに。

        AP Photo/Frank Franklin II

        数日間同様の天気が続く可能性があり、さらに空港には乗れなかった乗客がワンサカいるので、United Airlinesのカウンターで「月曜日にならないと乗れないかも」と言われたそう。

        AFP/Getty Images/File/Stephen Chernin

        もしかしてワシントンDCからなら飛べるかもという情報をつかみ、Jさんは空港からレンタカーでDCに向うことに。
        DCまではAmtrakも出ているのですが、こんな状況なので当然満席になっており、駅に行くのさえ大変な状態なので諦めたとのこと。
        しかも、空港のレンタカー会社は現地乗り捨てでは貸してくれないので、明日JFKに戻るからとウソまでついて借りたというのですが、大丈夫かいな(苦笑)

        NYCからDCまでは通常約6時間のドライブですが、道路が凍っているのと、飛行機がキャンセルされた混乱のせいで、目的のハイウェイI-95にたどり着くまで2時間。
        空港を出てから4時間後に、やっとフィラデルフィアを通過との連絡が入りましたが、そこからWashington Dulles International Airportまでは158マイル(約254キロ)。

        AP Photo/Frank Franklin II

        カチカチに凍った道のせいで、I-95では何台ものクルマが事故っており、渋滞もものすごい。
        こんな調子ではいつ目的地にたどり着くのかと心配していたのですが、途中でJさんの携帯の充電もなくなり、次に連絡が入ったのはその6時間後。
        やっと空港近くのホテルに到着したというのですが、DCはすでに深夜1時半をまわっておりました。

        なんとかたDCにたどり着いたのはよかったのですが、今度は変更したはずのロサンゼルス行きの飛行機がキャンセルになり(朝一の便のみ、雪のため欠航)、その他の便も満席というので、ホテルからUnitedの予約センターに電話をし、結局サンフランシスコ経由でOCに戻ってくることに。

        この予約変更も大変だったというのですが、アメリカでは深夜のコールセンターで働いているのはほとんどがインドの人なんですね〜(コスト圧縮のため)。
        私も経験したことがありますが、本当にアクセントが強すぎて何を言っているのか分からないし、たまたまJさんの電話を取った女性の分かりが悪かったらしく、何度も「どこからどこへ行くのか?」と同じ質問をされて、ついにブチ切れたらしいんです(苦笑)
        改めて電話をしたら、今度は男性のインド人だったらしいんですが、なんとかSFO経由でOC着という便に空席を見つけたようです。

        10時間以上かけてDCのホテルに到着したものの、朝6時の飛行機に乗るため、結局ホテルで寝れたのは2時間くらい?
        現在サンフランシスコでOC行きの飛行機を待っているという電話がありましたが、乗り継ぎが悪いので3時間も待たなくてはいけないんですね。
        ひたすら待つだけってのは、本当に疲れます。

        結局昨日はニューヨーク付近の3つの空港だけで、お昼までに1000便がキャンセルされたというので大変な騒ぎ。
        ちょうど今日17日がSt. Patrick's Dayのため、多くの人が移動する日であったのも災難でした。

        足代わりに飛行機を使っているアメリカでは、それがストップしてしまうと、何もかもが混乱してしまいます。
        電車が少ない(無いに等しい)のも原因のひとつでしょうかねえ。
        特に東海岸は天候が荒れることが多いので、何か代替案がないと困りますが、皆すっかり諦めている様子。
        行ってないのに、私まで疲れてしまった24時間でした。

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